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暁のヨナ 番外編ネタバレ『お大事に』

   

ザ花とゆめ 2017年3/1増刊号掲載の
暁のヨナは番外編をお送りします。
どうぞお楽しみください♪

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お大事に (ザ花とゆめ 2017年3/1増刊号掲載)

_____________________

食事の準備の手を止めて
ユンに注目するジェハとゼノジェハ
「なんだい?それは」

ゼノ
「一見素敵な報告」

ゼノがリクエストする

ユン
「はい、とある商人さんから
おいしい飴をもらいました」

ゼノ
「へえ、よかったね
じゃあ、めんどくさい報告は?」

ユン
「あちらをご覧ください」

背後を振り返って指をさすユン
そこにいたのは
ヨナ・キジャ・シンア

ユン
「飴を食べた3人が
凶暴化しました」

ジェハ
「うわあびっくりする程
めんどくさかった」

突っ込まざるを得ない
何かに気付くジェハ

ジェハ
「えっと・・・ちょっと待って
ちょっと待って
キジャ君やシンア君の後ろで
一心不乱に木をボコボコにしてるのは・・・」

ユン
「暁のヨナさんです」

無言の空気が流れる一同
楽しそうにニコニコ微笑むゼノ

ゼノ
「娘さん、すっかり
野生に帰ってるから」

ジェハ
「いや、あの子の帰るべき場所は
野生じゃないでしょ
いいの?暁のヨナちゃんはあれでいいの?」

ユンに確認するジェハ

ジェハ
「その飴危ない薬じゃないよね?」

ユン
「有害なものじゃないと思うんだよ
白龍の里の商人がくれたのど飴だし」

ゼノ
「それ前に惚れ薬売ってた人じゃないの?」

襲い掛かる3人に応戦するジェハ

ジェハ
「よりによって、ハク不在の時にっ」

ジェハはキジャやシンアの攻撃をひらりとかわすも
背後にもう一人の気配が・・・

ジェハ
「・・・なんか僕すごい殴られてるよ」

ユン
「暁のヨナさん
誰よりも確実に
ジェハの背後を捉えてるよ
もはやかっこいいよ」

ジェハ
「しかも振り向くと
すごい速さで距離とるし」

ユン
「高華の雷獣に毎日
稽古つけてもらってるからね
ヨナはハクが帰る前に
何とかした方がいいよね」

意味不明な行動で
ぐるぐる回っている3人

ジェハ
「そのうち三人合体しそうだ・・・」

ゼノ
「ん、じゃあ青龍は
ゼノが何とかするから」

ユン
「ゼノ君が?」

シンアに向かって
声をかけるゼノ

ゼノ
「おにぎり食べたい人
おすわり!」

すっと正座になるシンア

ユン
「シンア君座ってる!!
しかもちょっぴり抗ってる!!」

感動するユン

ユン
「暴れたいけど
何を置いても食う優先なんだね」

考えるジェハ

ジェハ
(成程、それなら・・・)

 

ジェハ
「キジャ君足元に虫!!」

声を聞くや否や
ジェハにガバッと縋りつくキジャ

キジャ
「出発!!」

ジェハ
「どこに・・・」

キジャ
「虫のいない世界へ!!はやく!!」

ジェハ
「僕は乗り物じゃないよ・・・」

ユン
「よし!あとはヨナだけ」

米をとぎながら意気込むユン

ユン
「うーーん
ヨナの弱点ってなんだろう」

ジェハ
「女の子の弱点を
探るもんじゃないよ」

ヨナ
「でもこのままだとヤバいよヨナが!
いろんな意味で!」

その間もヨナはジェハに
ドスドスと拳をくらわす

ジェハ
「僕が殴られて済むなら
いくらでも殴られてるんだけどね」

ユン
「ジェハはヨナに
殴られたいだけでしょ」

その様子をみて
ふふっと笑いながらヨナに声をかけるゼノ

ゼノ
「娘さんそろそろ
兄ちゃん帰ってくるから」

動きが一瞬
ピタッと止まるヨナ

ユン
「え・・・今一瞬
止まらなかった・・・?」

ジェハ
「ヨナちゃん
もうすぐハクが戻って来るってさ」

そわそわしだすヨナ

ユン
「あっなんか落ちつきがなくなった」

ユン
「勢いが衰えたよ
ゼノ!何かヨナの気をそらす言葉を!」

ゼノ
「気をそらすつってもなー・・・
うーん。。

娘さんは風の部族を出る時
兄ちゃんと別れるのが嫌で
”私にハクをちょうだい”って掴みかかってたから」

顔を両手で覆って
震え出すヨナ

ユン
「あっ・・・ヨナが
悶えてる・・・?」

ゼノ
「他にも”寒い時はハクにくるまって寝るから”とか
”ハクは側にいなくちゃダメ”とか

あとは・・・」

ヨナ
「やめてあげて
ヨナもうしおっしおだよ!!

っていうか何でそんな事知ってるの!?」

ゼノ
「ゼノずっと娘さん見てたからな
四龍の事も知ってるから
例えば緑龍とかはーー」

ジェハ
「言わなくていいからね」

なぜか全力で穴を
掘りだしているヨナ

素手でがつがつ掘るヨナ
その傍に寄り
なだめようとするゼノ

ゼノ
「娘さんごめんね
もう言わないから」

ハク
「姫さん?
何やってるんです?
そこで」

そこにハクが戻って来る

様子のおかしいヨナに
声をかけるハク

ゼノ
「おー兄ちゃんおかえり
娘さんは霊長類最強女子を目指して
修行中だから」

ハク
「最強ねぇ・・・
また手ボロボロにして・・・」

そう言ってハクはヨナの頭を掴む

ハク
「過剰な稽古を強行するなら
もう教えてあげませんよ」

完全にぴしっと止まるヨナ

ハクは完全停止した
ヨナの手を引いてスタスタ歩く

ハク
「さ帰りますよ」

目が点状態のヨナの頭を
よしよし撫でるゼノ

ゼノ
「いい子いい子」

”後日”

ほとんど記憶の残ってないキジャが
婆に手紙をしたためている

キジャ
『婆へ。先日貰ったのど飴、
とてもよく効いたぞ。
ぜひまたたくさん作って・・・』

ジェハ
「やめなさいね」

ジェハに止められるキジャ

”おしまい”

 

 

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